たまたま目にとまったので読むことに。『容疑者Xの献身』は読んでいるので、順番逆だけどガリレオシリーズはこれが2冊目。探偵ガリレオ東野 圭吾 文藝春秋 2002-02売り上げランキング : 26078おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools内容(「BOOK」データベースより)突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶ...
『ジウ』の続編、というより上中下の中巻。ジウ〈2〉警視庁特殊急襲部隊誉田 哲也 中央公論新社 2006-03売り上げランキング : 105878おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools次巻が完結編となるようで、たとえるならポジション的にスターウォーズの『帝国の逆襲』に相当するのではないかと思う。盛りあがり具合も、ふらつき加減も。なので、この巻だけで評価は下しづらい。ひとつだけ、1に引き続きバイオレンスパートの描...
ふたりの女警察官を主人公に据えた警察小説+α。ヒロインには両極端な性格を持たせて対置させており、ダブルヒロインものとしてはよくあるタイプかもしれない。ジウ―警視庁特殊犯捜査係誉田 哲也 中央公論新社 2005-12売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Toolsそれぞれのキャラを立たせるためのエピソード、パートナーの配置は、良くも悪くも教科書どおり。安心して読むことができる代わりに、ふたりともにちょっとス...
現在放映中の連ドラ「アンフェア」の原作。なんとなくドラマを見続けてて、小説のほうはどうなんだろうとふと興味を惹かれたので読んでみた。推理小説秦 建日子 河出書房新社 2004-12-04売り上げランキング : 272,244おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools思ったより面白かった。見くびってたわけじゃないけど、もっと酷い出来かと想像していた。ドラマは3つのエピソードを全11回(10回?)で描き、この原作小説はその最...
岡っ引きの小平次の家に居候する青年武士・忠吉郎の助けを借り、5人の女岡っ引き(と、あらすじには書いてあるが、全員が十手を預かっているわけではないようで…?)が難事件に挑む捕物帳連作。五人女捕物くらべ〈上〉平岩 弓枝 講談社 1997-06売り上げランキング : 177,148Amazonで詳しく見る by G-Tools連作としてのポイントは、素性明らかでない忠吉郎の出自はいったい…といったところなのだが、これはきっと下巻で語られる...
他を圧倒する絶対的な力を持ったスターが各界で輩出、歴史に残る記録が多数生まれたのが今年の傾向だったように思う。朝青龍、ディープインパクト(最後はコケたけど)、宮里藍、小泉純一郎、浅田真央もそうかもしれない。ミステリシーンでも同様に、年間ベストはこの「容疑者Xの献身」がほとんどタイトルを独占するといった状況になっている。ガリレオシリーズとかいうらしい連作の初長編ということは、「このミス」の受賞コメン...
白夜行東野 圭吾 集英社 2002-05売り上げランキング : 8,253おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools絶妙のストーリーテリング。久しぶりに巻おくあたわざる面白さを体験した。友人諸氏の絶賛の声を信じて良かった。読者に、亮司と雪穂に同情させたら作者の勝ち…というのがあると思う。それも、かなりのレベルで達成されていると感じた。ネットでも、あらためて見てまわった限りでは賛否の賛の意見の方が多いようで、ならば...
生首に聞いてみろ法月 綸太郎 角川書店 2004-09売り上げランキング : 90,899おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Toolsこの作者らしい几帳面に構成された本格ミステリ(コースで言うと真ん中低め、やや外寄りといったところか)。ではあるが、目を惹くタイトルの割りに内容は地味で、読了後の満足感は薄い。ところどころ不自然さを感じさせる部分もあり、総合点もさほど高くない。先だって短編集「法月綸太郎の功績」を読んで...
ディングルの入江藤原 新也集英社 2001-11売り上げランキング : 87,434おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools写真家の著者が、アイルランドの旅の記憶を小説に再現したもので、自身の気持ちの中でこの作品は「旅行記であるとともに長編詩であり、また小説でもある」という。おそらくその言葉に偽りなし、だ。この人の作品は初めて読んだのだが、文章の美しさにはいささか驚いた。簡潔でありながら豊かな表現力は、いくら過...
日暮れ竹河岸藤沢 周平文芸春秋 2000-09売り上げランキング : 27,208おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools浮世絵を題材に江戸の十二ヶ月を切り取った掌編十二編(「江戸おんな絵姿十二景」の副題あり)に、広重の特に『名所江戸百景』に材を取った七つの短編を収録。発想のもととなったモチーフが明らかなので、この手の趣向を好む読者にはたまらない作品集となっている(と思われる)。化連を嫌うこの作者らしく、物語はい...