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[T326] 『完全なる沈黙』 ロバート・ローテンバーグ著 感想

マンガばっかり読んでるわけじゃないぞ!!、と見栄をはりたいので、久しぶりに本の感想。カナダで弁護士をしながら執筆を続けて、40年越しの夢を叶えた長編。あらすじはamazonからのコピペ。「彼女を死なせた。死なせてしまった」血に濡れた両手を差し出し、そう告げたのを...

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完全なる沈黙/ロバート・ローテンバーグ

週刊誌の書評を読み、なんとなく面白そうに思われたので手に取りました。

完全なる沈黙(ハヤカワ・ミステリ文庫)
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訳者あとがきでも触れてますが、事件を最初に目撃した新聞配達人、捜査担当の刑事、同じく元弁護士の新米警官、初めて殺人事件を担当する検察官、被告弁護人、その友人の新聞記者――といった6人の主要登場人物のあいだで視点を頻繁に切り替えながら物語が進んでいきます。
行ったり来たりする点が違いますが、なんとなく横山秀夫『半落ち』に似たような印象があり、それは上述の書評にも書かれていました。

で、やはり訳者あとがきに『それぞれの視点から捜査や公判手続きの推移が描かれることで、緩慢になりがちな展開が引き締まり、最後までテンポよく読み進められる作品に仕上がっている』とあるのですが、これは逆じゃないかな。
視点が落ち着かなく振られるのは、本作の場合、むしろ散漫さに繋がっています。
確かに、なんとなくスゴイ結末が待っていそうな予感を孕んだまま物語が進んでいくなど、視点の移動がスリルを生んでいる部分もあるにはあるのですが、マイナスの効果のほうが大きくて、全体を俯瞰してみると粗ばかりが目立ちます。

著者が現役弁護士ということで、検察側と弁護側が丁々発止のやり取りをみせる直球型の法廷ミステリを期待していたのですが、法廷シーンは主ではありません。この点も個人的にはちょっと残念だったかな。


読了:10/3/15
採点:☆☆☆★

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[T326] 『完全なる沈黙』 ロバート・ローテンバーグ著 感想

マンガばっかり読んでるわけじゃないぞ!!、と見栄をはりたいので、久しぶりに本の感想。カナダで弁護士をしながら執筆を続けて、40年越しの夢を叶えた長編。あらすじはamazonからのコピペ。「彼女を死なせた。死なせてしまった」血に濡れた両手を差し出し、そう告げたのを...

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b.k.ノムラ

  • Author:b.k.ノムラ
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