SF作家で"ショート・ショートの神様" 星新一の半生記。
星新一の作品を最初に読んだのは、ご多分に漏れず教科書だったように思います。まとまったのを読んだのは20才くらいのときかな。早川の世界SF全集28巻で、です。そして以来、彼のショート・ショートを読んだことはありません。
なぜか?
別に好みじゃなかったわけでなく、単に食指が動かなかっただけ――というのは本書でも仄めかされていることですが、「ショート・ショート軽視」「星新一は読書初心者向け」という彼にあたえられたニュアンスを、ぼくもまた大した検証もなく受け容れていたようです。
我ながら恥ずかしいことですが、これは星新一自身もまさに痛感するところで、それが賞へのこだわり、普遍性へのこだわりへと繋がっていったのでしょう。
同時に彼が千編を目指すに至ったのも、MVPや主要タイトルは獲れないなら、せめて前人未踏の連続試合出場記録を残したいという気持ちの現れだったのかもしれません。
余談ですが、星新一の妻・香代子は、ぼくの高校の先輩だったようです。 (08/6/1読了)
採点:☆☆☆★
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ほとんど積読(たまに読む)日記Nomadic Note 2ぱんどらの本箱カンガルーは荒野を夢見る粋な提案
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じつは私、星新一の作品を意識的に読んだことがありません。昔、なにかのPR誌で「ショートショート」を見かけたような、かすかな記憶があ...
装幀は吉田篤弘・吉田浩美。
出生は星製薬の御曹司。父の急逝で引き継いだ会社の苦労。作家・星新一誕生の経緯。日本SF黎明期の様々な苦...
こちらからトラックバックさせていただきました。
600ページ近い厚さ、読み応えがあって最相さんの意気込みが感じられました。