黒川博行はこれがお初。
タイトルの『悪果』は腐ったミカンではなくて(当たらずといえども遠からずだけど)、仏教の因果応報に由来。"悪因悪果"=悪いことすると悪い結果が待っている、というところから来ています。
●出版社 / 著者からの内容紹介
癒着、横領、隠蔽、暴力・・・日本の警察の暗部を描き出すノワールの傑作! 大阪今里署のマル暴担当刑事・堀内は淇道会が賭場を開いているという情報を掴み、金曜日深夜、賭場に突入し二十八名を現行犯逮捕する。堀内は、賭場に参加していた学校経営者を経済誌編集・坂辺を使いゆすり始める…
警察の現場をよく取材したことが窺えるかなりの力作。
帯には「警察ハードボイルド」とありますが、上記のようにどちらかというとノワールといったほうがいいでしょうね。ストーリーは"実録マル暴"風に展開し、そういうものが好きな人には楽しめることと思います。
ただ、後半物語が動き出すまでがとにかく長かった。それがエンターテイメントとしては大きな欠点。
警察の内情に興味のあるぼくなどには良いとしても、前半で挫折しそうになった読者も多いんじゃないでしょうか。 (08/5/24読了)
採点:☆☆☆★
Track Back−−→
日記風雑読書きなぐり筒涸らし読書帖積まずに読みたい!今更なんですがの本の話
- http://kuronekotei.blog17.fc2.com/tb.php/493-6b13b5bf
3件のトラックバック
さすがに警察小説もお腹いっぱいになってきました。この『悪果』を読む前までは、まだまだいけますって勢いだったんですが。それだけこの本は濃いです。実にねちっこい。
大阪を舞台にマル暴担、暴力団犯罪対策係の二人の刑事の姿を書いた本なのですが、この二人の軽妙な...
人は、自分のしたコトの報いを必ず受けるのだ
マル暴担当の刑事は、捜査の為にヤクザと付き合いネタ元との付き合いにシノギが得る
何が悪で何が正しいのか、そんな疑問すらばかばかしく思えるほどの
堀内刑事は、ネタ元から賭場の情報を得て内偵をはじめる 一斉検...
悪果/黒川 博行
¥1,890
Amazon.co.jp
癒着、横領、隠蔽、暴力・・・日本の警察の暗部を描き出すノワールの傑作! 大阪今里署のマル暴担当刑事・堀内は淇道会が賭場を開いているという情報を掴み、金曜日深夜、賭場に突入し二十八名を現行犯逮捕する。堀内は、...
[C175]