記念すべき初桜庭――が、なぜ本作かということに深い意味はなく、たまたま家にあったから。
乙一との比較で語られることが多いので、気持ちそういう構えで読んだんですが、彼ほどに凝ったプロットではなく、サプライズに重きも置かれていない。たぶん、乙一というより『GOTH』の主人公を連想しての比較なんでしょう。にしても違うけど。本作の主人公はサイコパスでもなんでもなく普通の女の子だし。
物騒なエピソードや描写があるにしても、やはり本質は青春小説ですね。
良くも悪くもあっさりしているのは、あるいはこの人の作風なのかもしれませんが、もっとヒリヒリしたもの、もっと張りつめたものを読みたい読者には、少々物足りないかもしれません。
本作を読んで得た感触から、『赤朽葉家の伝説』『私の男』はおそらくぼくには合わないと見ました。むしろラノベ時代の作品のほうがしっくり来そうな気が。今度、ブックオフで探してみよう。 (08/4/25読了)
採点:☆☆☆★
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少女には向かない職業 (ミステリ・フロンティア)
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評価:74点
内容(「BOOK」データベースより)
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