〈香菜里屋〉シリーズ第4作にして最終作。北森鴻作品では唯一漏れなく読んでいるシリーズなので、これでおしまいは寂しいものあり。
既刊感想:
花の下にて春死なむ 桜宵 螢坂収録作はいずれも幕引きに相応しい内容の短編ばかり。けれど、そういうのを抜きにすると、正直今ひとつかな。シリーズの掉尾を飾る、とはいかず、食い足りなさが残りました。
その一方で、豪華ゲスト陣を迎えた書き下ろしの表題作(最終話)は蛇足としか思えず、本短編集を単独作品と考えると中途半端な印象は拭えません。
最終話で言及された工藤の過去のエピソードをそれとなく織り込むかたちで、『終幕の風景』でエンドマークを打った方が潔かった気がします。 (08/2/27読了)
採点:☆☆☆★
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なほまる日記(離れ)日常&読んだ本log日だまりで読書ゆっくりと世界が沈む水辺で 〜きしの字間漫遊記〜 本読みの憂鬱
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