自転車ロードレースをモチーフにした話で、エンターテイメントとしての完成度が高いので、今後いろいろな賞レースに顔を出してきそうですね(早速、本日購入の「このミス」でランクインしていました。12/6記)。なお近藤史恵を読むのは、たぶんこれが初めてのはず。
飲み友だちに、かなり強烈なファンがいるものの、ぼくの自転車ロードレースに関する知識はコミック『OVER DRIVE』で得たものが9割以上。なので新鮮に読むことができたのと同時に、このジャンルの知識を多く得ることができました。
これからケーブルでレースを見るとき、格段に見方が変わることでしょう。
ところで「惨劇」以降の展開ですが、
最初っからミステリとして書いたのか、持ち前のミステリ心が自然そのような味付けをしてしまったのかは解りませんが、ぼく自身はミステリとして読んではいなかったので、ちと唐突感がありました。
ロジック自体はリアリティがあるので、おそらくこの部分を思いついたところからストーリーが組み上げられたのでしょうけど。
ただ、そのために中途半端なキャラを用意しなければならなくなったのだろうから、評価の分かれるところではあるかな。 (07/11/26読了)
採点:☆☆☆☆
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