密室テーマの短編5編を収録した作品集。収録作は『赤の密室』『白の密室』『青の密室』『矛盾する足跡』『海辺の悲劇』。うちいくつかは、過去に読んでいるはずだけど覚えていません。いつものことですね。

『〜の密室』3編は鮎川の持ちキャラでは鬼貫警部に次いで有名な、星影龍三が探偵役を務めます。でも、あんまり魅力的には描かれてないかも。
密室ものとしては概ね水準レベル(少なくとも当時)を超えていると思うのですが、なにしろ作風が古いため、今の読者には色褪せて感じられること必至。でも、本格の歴史を繙きたいという読者には、何かの折りに手を取ってもいいかと思います。
イチ押しは『赤の密室』。 (07/11/6読了)
採点:☆☆☆
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