村上もとかは、個人的にハズレのない漫画家。彼には珍しい伝記コミックですが、読めばやっぱり村上テイストに溢れています。
●内容(「MARC」データベースより)
太宰治、永井荷風、梶井基次郎、坂口安吾という4人の昭和文士たちの生きざまを、小学館漫画賞受賞の村上もとかがコミックで描く、「私説」昭和文士の肖像。
各文士の人生の核となる部分にスポットを当てながら、ストーリーはフィクションも適度に織り込んで娯楽性も備えたコミックになっています。
取り上げられている作家の読破状況ですが、太宰治は『走れメロス』のみ、荷風はゼロ、梶井基次郎は著作が一冊に収まることもあり全作、安吾は『不連続殺人事件』『安吾捕物帳』を読んでいるといった感じです。
これで本作を読む資格があるのか、と言われるとちょっと弱いですが、作家論でも作品論でもないので問題なしと居直らせていただきます。 (07/6/5読了・再読)
評価:☆☆☆☆
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