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[T123] ◎◎「贄の夜会」 香納諒一 文藝春秋 3000円 2006/5

 久々の香納作品、というか、評者にとっての二作目の香納作品である。以前読んだのが『幻の女』。新聞に連載されていた書評家北上次郎氏の文章に押されて購入した記憶がある。ネット書評なんか始める以前のことだから、7~8年くらい前のことだと思う。もう一冊、同じ作家

[T124] 贄の夜会  香納諒一

重厚、まさにその言葉がぴったりとくるような小説でした。職人が腕によりをかけたブレンデットウイスキーを味わっているような、香り高く、口にした瞬間に広がる苦みと、その中にかすかに潜む甘味、飲み込むと胃の底まで熱い筋が降りていくのを実感させられるような、そん..

[T126] 「贄の夜会」香納諒一

贄の夜会発売元: 文藝春秋価格: ¥ 3,000発売日: 2006/05売上ランキング: 23189おすすめ度 posted with Socialtunes at 2006/12/13大阪のうどん屋とかでよくある定食は、うどんとご飯がセットである。これって関西だけです?「お好み焼き定食」でお好み焼きとご飯、とか、

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贄の夜会/香納諒一

去年の「このミス」で7位にランクインした、サイコ風味のクライム・ノベル。香納諒一を読むのはこれが初めて。

贄の夜会贄の夜会
香納 諒一

文藝春秋 2006-05
売り上げランキング : 27197
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●内容(「BOOK」データベースより)
“犯罪被害者家族の集い”に参加したふたりの女性が殺された。ハープ奏者は両手首を切り落とされ、もうひとりは後頭部を石段に叩き付けられて―。刑事の大河内は被害者の夫の行動に疑問を覚えるが、なぜか公安部からストップがかかる。また、“集い”にパネラーとして出席した弁護士は、19年前に起きた少年猟奇事件の犯人だったことを知る。洗脳によって社会の暗闇に潜みつづける真犯人は…。猟奇的殺人鬼とプロの殺し屋がぶつかる時、警察組織の腐敗を目の当たりにした刑事も孤独な一匹狼として暴走を始めた。執筆に6年を費やし、かつてないスケールとスピードで展開する待望のサスペンス巨編。

『噂』『女囮捜査官』と、警察もの+シリアルキラーものとしては、かなり上質の作品を続けざまに読んだので、次も似たような感じの本を求めていたところ、本作がたまたま目に付いたので手に取った。
神戸連続児童殺傷事件をモチーフとして組み込みながら、ストレートなサイコものにせず、魅力的なプロットのクライム・ノベルに仕上げていて、いやー、読み応えがありました。

猟奇殺人犯を追う、刑事の大河内、スナイパーの目取真は、いずれも感情移入したくなる魅力的なキャラ。これに関わる古谷、恵子などといったバイプレイヤーも味わい深くて。
さらに特筆すべきは、キャラクターをきちんと消費していっていること。
生き残るべき人間は生き残り、死ぬべき人間は死ぬ。そんなストーリーの要請に逆らって、作品をゆるゆるにしちゃう人っていますけど、本作の香納諒一については、そんなことはなかった。

知人評するところの高村薫臭というのは、彼女の作品は2作きり読んでいない自分にはあまり実感できないのですが、なんとなく逢坂剛の百舌シリーズの臭いはあったように思います。 (07/5/2読了)

評価:☆☆☆☆


以下の感想も併せてどうぞ!

TB>本のことども
TB>AOCHAN-Blog
TB>今更なんですがの本の話
TB>本を読む女。改訂版

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[T123] ◎◎「贄の夜会」 香納諒一 文藝春秋 3000円 2006/5

 久々の香納作品、というか、評者にとっての二作目の香納作品である。以前読んだのが『幻の女』。新聞に連載されていた書評家北上次郎氏の文章に押されて購入した記憶がある。ネット書評なんか始める以前のことだから、7~8年くらい前のことだと思う。もう一冊、同じ作家

[T124] 贄の夜会  香納諒一

重厚、まさにその言葉がぴったりとくるような小説でした。職人が腕によりをかけたブレンデットウイスキーを味わっているような、香り高く、口にした瞬間に広がる苦みと、その中にかすかに潜む甘味、飲み込むと胃の底まで熱い筋が降りていくのを実感させられるような、そん..

[T126] 「贄の夜会」香納諒一

贄の夜会発売元: 文藝春秋価格: ¥ 3,000発売日: 2006/05売上ランキング: 23189おすすめ度 posted with Socialtunes at 2006/12/13大阪のうどん屋とかでよくある定食は、うどんとご飯がセットである。これって関西だけです?「お好み焼き定食」でお好み焼きとご飯、とか、

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b.k.ノムラ

  • Author:b.k.ノムラ
  • 細々とライターやってます。そのかたわら、オンライン古書店・黒猫亭の番頭もやってます。
    ここのほかに、なんでもありのブログされど偽りの日々も運営中。

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