話題の本、だそうです。ブランチに紹介されたのがきっかけで品薄になり、一時は書店から消えちゃったという話。そんなこととは露知らず、『きつねのはなし』が去年のマイベストなので、その流れで読みました。
●出版社/著者からの内容紹介
鬼才モリミが放つ、キュートでポップな片想いストーリー!
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受けるのは奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった!
なるほどオモチロイ。評判が高いのも納得です。確かに年間ベストに名を連ねてもおかしくない。実際、年末の各種ベストには入ってくるでしょう。今年手に取る本が例年どおりのレベルなら、ぼくも間違いなくベスト5に入れます。
実を申さば、『きつねのはなし』のほうが趣味に合うのですが、作品の完成度や物語が持つ色気は明らかにこちらが上。大衆性というと陳腐ですが、多くの読者に受けいれられる魅力を感じました。
ラストに関しては評価が分かれているようですね。
永遠の追いかけっこにはせず、ひとまずきちんと決着をつけたのは正解ではないかと。こういうストーリーだからこそ、ありきたりでも確実な着地が必要なんじゃないでしょうか。
そういえば世界観に今敏テイストを感じたなあ。良くも悪くも。どこがと問われると困っちゃうんですが、とんでもないことやってはいるものの、肝心なところがあっさりしてるあたりとか(この部分、はっきりサゲてます。なむなむ)。
なんていうか、『きつねのはなし』のときも思ったんだけど、設定が魅力的なわりに、エピソードそのものに今ひとつパンチが感じられないんですよね。それには、このあっさり感が関係しているように思います。
それがこの作家のカラー、と言われるとそれまでですが。 (07/2/3読了)
評価:☆☆☆☆
TB>+ ChiekoaLibrary + :夜は短し歩けよ乙女 [森見登美彦]
個人的にはこの本の印象はこの「表紙」に負うところが大きかったなぁと思います。
そうですね。かなり表紙が読み手のイメージをコントロールしてると思います。もちろん、異なるイラストでも小説の面白さに違いはありませんが、これほど騒がれることもなかったような気もします。装丁担当&イラストレーターの功績大ですね。
さすがに話題の本だけあって、検索すると他にもたくさんの方が感想をアップしてました。
その中から上記の他に、以下のブログをご紹介。
TB>
Classic-Blue::Blog :01/23 夜は短し歩けよ乙女TB>
My Favorite Books :夜は短し歩けよ乙女 〜森見 登美彦〜TB>
本読みの日々つらつら :森見登美彦さん、『夜は短し歩けよ乙女』TB>
朝から晩まで本を読んでいたい :『夜は短し歩けよ乙女』オモチロサは保障します!!(森見登美彦)
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『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦/角川書店)読書家の皆さん、小説界において京大といえば京大ミステリ研、だなんて思っていませんか?確かにこれまではそうだったかもしれない、しかーし今、その常識は覆される。奇想天外にしてファンタジー、かつオモチロくて微笑まし
夜は短し歩けよ乙女森見 登美彦 角川書店 2006-12livedoor BOOKSで購入_uacct = "UA-918914-3";urchinTracker();同じサークルの後輩「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」。春の夜の先斗町で、夏の神社の古本市、秋の大学の学園祭。二人を待ち受けるのは
装画は中村佑介。装丁は高柳雅人(角川書店装丁室)。「野性時代」2005年9月号、2006年3、10、11月号初出。クラブの後輩の黒髪の乙女に密かに想いを寄せる先輩は、ひたすらに彼女の姿を追い求めます。京都を舞
夜は短し歩けよ乙女森見 登美彦 (2006/11/29)角川書店 この商品の詳細を見る待ちに待った図書館の順番が回ってきた。 そして貪るように読むこと3時間。キター!! そうそう、この文章、この語り、この妄想、これを待って
夜は短し歩けよ乙女出版社: 角川書店 (2006/11/29)ISBN-10: 4048737449評価:89点詭弁論部に入部した大学1回生の女の子、黒髪の乙女に恋をした先輩。現実と幻想が入り混じったような展開も素敵だし、言葉のひとつひとつも面白い。一見読みにくそうな仰々しい...
京都はやっぱり、百鬼夜行、魑魅魍魎が闊歩する街であるような!?
「鴨川ホルモー」しかり、この本しかり、京都の夜は「げにおそろしきかな」…[:びっくり:]
こうして出逢ったのも、何かの御縁。
世の中には「奇遇」なんて事はないんだよ、全部必然のなすワザさ...
こちらの記事にトラバさせていただきました。
個性的な人々、愉快な出来事、楽しめる部分がいっぱいのお話でした。
古風な雰囲気と妙な力の抜け具合が面白かったです。
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