三軒茶屋にあるビアバー〈香菜里屋〉を舞台にしたシリーズの第3作。
ミステリではあっても、このシリーズのベースは人情ものですよね。義理人情の人情でなく、『人間交差点』的な人情。
でも、著者の拘りなんでしょうか、ミステリとして凝ろうとし過ぎている。そのため、ストーリーが作為的になって、読み手に違和感を覚えさせます。登場人物が自分で考えて動いているように思えず、作者に芝居をつけられている、操られているという印象が強いんですね。
このあたりの不自然さというか、作り物臭が消えれば、もっと〈香菜里屋〉が身近に感じられると思うのですが。 (06/10/24読了)
評価:☆☆☆★
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ブックエンド :蛍坂/北森鴻勘がいいとネタが読めてしまうので、未読の方はご注意を。
なお、男のぼくにも微妙と思いました。後味が良くないんですよねえ。
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なほまる日記(離れ) :「蛍坂」 北森鴻収録作では『孤拳』がいちばん好きという、なほまるさんの感想です。
この作品のメインモチーフである焼酎は、ぼくも飲んでみたい。
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恋の思い出が残る坂はどこに消えたのか。幻の焼酎の秘密とは…。旨いビールと粋な肴で柔らかくほぐされる謎。 三軒茶屋にひっそりと佇むバー「香菜里屋」のマスターが探偵役のシリーズ第3弾。03年刊「桜宵」に続く連作集。
北森鴻の「香菜里屋」シリーズにはまってしまった私。ビアバー「香菜里屋」とその常連客の周辺で起きた事件というか事柄を解決していく短編集です。毎度の事ですが今回も「香菜里屋」のフードメニューはおいしそうです。心底いいなー!!って思います。いつもフムフムと読ん
自分の感想も読み返してみたのですが、
「謎解きのウェイトが上がってる」
なんて書いてますね。
シリーズ3冊目で確かに作者もちょっと欲張ったのかもしれないですね。
このシリーズ大好きで続編を出してほしいなあと思ってますが
(食べ物にも興味あり)
やっぱり「花の下にて・・・」が一番いいですね。
1冊目である意味肩の力を抜いて書かれたのかも なんて思います。