Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://kuronekotei.blog17.fc2.com/tb.php/332-aa6d0a84

-件のトラックバック

[T60] [review]大崎梢『配達あかずきん』

 「本好きにはたまらない」という言葉を使った感想を見かけることがあります。図書館だったり、古本屋が舞台となった作品たちです。『れんげ野原のまんなかで』『死の蔵書』『淋しい狩人』などなど。僕自身も使ったことがある表現かもしれません。大崎梢さんの『配達あか

-件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

配達あかずきん/大崎梢

書店を舞台にした連作ミステリ短編集。

配達あかずきん配達あかずきん
大崎 梢

東京創元社 2006-05-20
売り上げランキング : 20711
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ラノベ的という感想をどこかで目にしました。ラノベ自体、ほとんど読んでないので正確に把握できているわけではないのですが、あっさりした味付けで気軽に読めるのは確かです。それに結構面白い。
初期の加納朋子が北村薫のライト版だとしたら、これは加納朋子をさらにライトにした感じですね。

創元のサイトに、著者による自作解題があります。

東京創元社|Webミステリーズ!(大崎梢)


ここからはちょっと気になった点を。
必ずしも著者だけの責任ではないんですが、本格書店ミステリと銘打っているわりには、業界ものとしても、ミステリとしても物足りなさを感じました。異業種の内幕、というか内側を覗き見るのは誰しもドキドキするものですが、そのドキドキ感が薄い。さらに謎が小粒。次作以降は、この点を強化してほしいというのが個人的希望です。
それと、キャラの顔が見えないのは処女作だから仕方ないとしても、肝心要の舞台となっている書店の顔が見えてこないのは残念。立地と規模と客層は解りますけど。住所と年齢と経歴で、どこまでその人物に迫ることができるのか、ということです。
要するにデータだけでなく肌触りが欲しいということで。実はそういう意味でもキャラクターは重要なんですが…。
もしかしたら著者は、身近な人間をモデルにしているのかもしれません。それで、自分自身がよく知っているだけに描写を省略してしまっているとか。

なんだか文句ばかりの感想になってしまいましたが(いつものことか(笑))、次も読んでみたいという気になっています。最近、第2作(長編)が出たんですよね? いずれ手に取りたいと思っています。 (06/10/3読了)

評価:☆☆☆★


近作だけに、Webにたくさんの関連エントリーがあがっています。その中から以下の感想をご紹介。

TB>こんな夜だから本を読もう :書店の謎は書店人が解かなきゃ!
TB>積まずに読みたい! :配達あかずきん

この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://kuronekotei.blog17.fc2.com/tb.php/332-aa6d0a84

1件のトラックバック

[T60] [review]大崎梢『配達あかずきん』

 「本好きにはたまらない」という言葉を使った感想を見かけることがあります。図書館だったり、古本屋が舞台となった作品たちです。『れんげ野原のまんなかで』『死の蔵書』『淋しい狩人』などなど。僕自身も使ったことがある表現かもしれません。大崎梢さんの『配達あか

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

プロフィール

b.k.ノムラ

  • Author:b.k.ノムラ
  • 細々とライターやってます。そのかたわら、オンライン古書店・黒猫亭の番頭もやってます。
    ここのほかに、なんでもありのブログされど偽りの日々も運営中。

フリーエリア

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。