知らない人はあまりいないだろう、「少年ジャンプ」の絶頂期に連載されていた、ドラクエの世界観を流用した剣と魔法の物語。
タイトルにもなっている主人公のダイは、竜の騎士と人間のハーフという設定のほかは見るべきところのない(この設定も特異とは言いがたい)無難な正義のヒーローなんだけど、なにしろバイプレイヤーが多彩、且ついちいちキャラが立っているのが素晴らしい。ヒーローものというより、群像劇といったほうがいいかもしれない。
また、ドラクエでお馴染みの呪文やらモンスターが親しみを感じさせるのは間違いないにしても、長丁場なのに最後まで決して物語のテンションは落ちておらず、単なるタイアップ漫画を超えた佳作といえるのではないだろうか。
ところでこの作品、実は連載当初は、あまり高く買っていなかった。
それがジャンプのラインナップが少しずつ入れ替っていくうちに、ぼくの中でいつの間にかベスト3くらいに入っていた。
その後すぐにジャンプを買うのをやめたこともあり、ぼく的には、ジャンプを購読していた最末期のヒット作、ということになるかもしれない。 (06/6/14再読了)
評価:☆☆☆☆
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わりと好きな画風なので全巻もっております。