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[C17] なんとなく

 ども、ども。

 ふと思ったのは「本格」っていうのは総合格闘技で、「ミステリ」ってプロレスなのかなあって。故に五秒間の反則が許されるって。

 まあ議論するにも明確なルールがないんだから紛糾するわけで、ははは。
  • 2006-01-29
  • 鴻池 賢
  • URL
  • 編集

[C18]

ルール認識については事前にコンセンサスとっておけば、立場が異なろうとルール自体が明確でなくても議論は成立するんですが、二階堂氏はハナから喧嘩腰で人の話を聞こうとしないからねえ…。

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本格と社会派

番頭のb.k.ノムラです。
今年は本の感想ばかりでなく、普通に本の話題について書いたり、他所のトラックバック企画に乗ったり、そこそこ守備範囲を広げてやっていこうと思ってます。

早速ですが、
Tomo-sさんがblogにアップされた 謎は解けてこそ魅力的、だけど。 というエントリーについて。
興味深かったので、自分なりに考えてみました。

ミステリの出発点というより、必要条件が「謎」だとするスタンスはぼくと同様。でも、ジャンルの話をするときに「魅力的」か「否か」とか「面白い」「つまらない」といった基準を持ち込まないほうがいいと思う。
ぼくは「本格」というのは形式だと思っている。謎が解かれるミステリ(推理小説)、というのがそれだ。「本格」を標榜する以上、「解き」に比重がかかるのは当然という立場だ(「解き」というと福本伸行みたい)。
「謎」が読者のドキドキ感を喚起するミステリが、「謎」が恐怖を産み出すミステリが、謎がメタのレベルで提示されるミステリがあるように、「謎」が論理的に解かれるミステリもある。それが「本格」だとぼくは考えている。
面白かろうとつまらなかろうと、謎が小さかろうと大きかろうと、基準を満たしたら「本格」。でもそれが窮屈だとは思わない。

例の「容疑者Xの献身」の件で、二階堂黎人氏の掲示板にどなたか「ルールは厳格に。でも運用はゆるやかに」といった感じのことを書いておられた。同感だ。
悪質だったり、ゲームの流れを壊さない限り、多少のファウルやバイオレショーンは流したほうがいいが、ボールを持って走ったらそれはサッカーではない。ルールが保証する自由や楽しさはあるはずで、それはきっと「本格」ミステリでも同じだろう。
そのルールが保証する自由のひとつに、テーマであるとか、時代や思想の味付けがあるとして、実は「社会派」というのはそのひとつではないかと思っている。少なくとも松本清張が書いていたのは、社会性を盛りこんだ新しいタイプの本格であったとぼくは認識している。「本格」がジャンルなら、「社会派」はスタイルみたいなもの。違うかな?
だから、Tomo-sさんも変な先入観を持たないようにと自戒されておられるが、実際、『社会派的テーマを扱いつつ、魅力的な謎を持つミステリー』というのは書かれているはずだし、今後も書かれ得るとぼく個人は確信している。

「本格」と「社会派」の対立があるとしたら、それは旧来のタイプの本格を書いてきた作家と、その熱狂的ファンの感情レベルの話じゃないかしら。それから、社会派を名乗る中に、社会性こそあっても謎解きの部分が脆弱な作家が多くなっていったという経緯があり、それが謎解き重視の人々の悪感情を呼んだ、なんてこともあったのかもしれない。

なんか、10年ぶりくらいに(本格)ミステリについて考えた気がする。
そのせいということもないだろうけど、この件、自分的にも未整理な気がするので、いつか補完するかも。

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[C17] なんとなく

 ども、ども。

 ふと思ったのは「本格」っていうのは総合格闘技で、「ミステリ」ってプロレスなのかなあって。故に五秒間の反則が許されるって。

 まあ議論するにも明確なルールがないんだから紛糾するわけで、ははは。
  • 2006-01-29
  • 鴻池 賢
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ルール認識については事前にコンセンサスとっておけば、立場が異なろうとルール自体が明確でなくても議論は成立するんですが、二階堂氏はハナから喧嘩腰で人の話を聞こうとしないからねえ…。

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b.k.ノムラ

  • Author:b.k.ノムラ
  • 細々とライターやってます。そのかたわら、オンライン古書店・黒猫亭の番頭もやってます。
    ここのほかに、なんでもありのブログされど偽りの日々も運営中。

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