他の同僚たちに較べると仕事に身を入れない、のんびり気ままな日々を送る、よくいえば自然体の同心・井筒平四郎を主人公に、鉄瓶長屋をとりまく大小の事件を通して、江戸の人情みたいなものを無難に描いている。
今回に限ったわけではないが、宮部らしく、子供の使い方がうまいのが印象に残った。ぼくには、あざといと言われるぎりぎりのところと判断されるが、人によってはこれが不快に思われるかもしれない。 (00/8/18読了)
評価 ☆☆☆★
【05/8/6 追記】
「日暮らし」を読了したところで、もう一度読んでみたくなってブックオフで買ってきた。
前回の感想に付け加えるなら、ミステリ部分が今イチ不発気味。考え抜かれてはいるのだろうが、なんだか芯が通ってない感じ。連載作品だからかもしれないな。
じゅびさんも書いておられるが、もう一度会いたいと思わせるキャラたちなので、「ぼんくら」「日暮らし」で打ち止めにしないで、今後もシリーズを書き継いでいってほしい。 (05/8/4読了)
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