人間を決して殺してはならないとする《ロボット工学三原則》の第一条は、殺人事件においてロボットがもっとも疑わしい立場にあったとしても、"彼"がそれを犯し得たはずがないという結論を導き出す。これは翻って、"被害者にもっとも近いところにいた人間"が怪しい、ことを意味知る。今回ベイリが挑むのは、こうした状況なのだ。 (97/3/9読了)
評者 b.k.ノムラ
評価 ☆☆☆☆
---【05/9/29追記】------------------------------------
再読。
イライジャ・ベイリとR・ダニールが、宇宙国家ソラリアで起きた殺人事件に挑む「鋼鉄都市」の続編。前作よりミステリ部分の比重を増し、一層、ロボット工学三原則に切り込んでいる。ただ、舞台となるソラリアの特異状況は、本作のみならずシリーズ通じての世界観にも密接に関わっているものの、あまりに特異すぎて、前作と比べると作り物めいた感じがしないでもない。 (05/9/15読了)
評者 b.k.ノムラ
- http://kuronekotei.blog17.fc2.com/tb.php/160-ae9a43d9
1件のトラックバック
THE NAKED SUN ヒエラルキーの頂点の二万人が人間で、それ以外の労働者はすべてロボットという惑星ソラリアで、 植民以来初めての殺人事件が発生した。 ドームに覆われた鋼鉄都市に住む地球人は広所恐怖症になったが、 ソラリア人は対人恐怖症になっていた。 ソラリア
[C106] 三原則の盲点