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占星術殺人事件/島田荘司

国内ミステリの金字塔。島田荘司のデビュー作にして御手洗潔シリーズ第1作。でもって、私的オールタイムベストでもあります。占星術殺人事件島田 荘司講談社 1981-12-14by G-Tools何回か再読してますが、初読以降、すべて1985年刊の講談社ノベルス版。この初出単行本を読むのは、そんなわけで初めてになります。未開封も持っているのですがまだ開封する気にならず、あらためて開封済みの本が手に入ったので読むことにしたのでした...

心臓と左手/石持浅海

『月の扉』で探偵役を務めた座間味くんが再登場、旧知の大迫警視の持ちこむ(?)数々の謎に挑む、安楽椅子探偵ものの連作短編集。心臓と左手 座間味くんの推理 (カッパ・ノベルス)石持 浅海光文社 2007-09-21売り上げランキング : 190361おすすめ平均 “ザマミロ”と静かに嗤うサラリーマン座間味くんに再会十周年は去年だったからね。Amazonで詳しく見る by G-Tools前作でハイジャック犯が付けた"座間味くん"という呼び名は、登場...

PEACE MAKER(1)/皆川亮二

「ウルトラジャンプ」連載の西部劇(ガンアクション)コミック。PEACE MAKER 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)皆川 亮二集英社 2008-01-18売り上げランキング : おすすめ平均 ん~そんな面白いかな?希望という名の銃士。あまりパッとしないようなAmazonで詳しく見る by G-Tools1巻時点では『ADAMAS』より面白い。ただ、あちらが伝奇やSFに大きく足を踏み込んでいて、その気になったらいくらでもフットワーク軽くできそうなのに...

ジョーカー・ゲーム/柳広司

昨年の「このミス」で2位、「文春ベスト」で3位にランクインした連作短編集。「魔王」の異名を持つ結城中佐と、彼が率いるスパイ養成学校「D機関」を主人公とした"スパイミステリ"――なんて紹介されることが多いようですが、これは本格ミステリといっていいでしょう。全5編を収録。ジョーカー・ゲーム柳 広司角川グループパブリッシング 2008-08-29売り上げランキング : 2394おすすめ平均 濃密な短編集。期待どおり悪人じゃない...

ちはやふる(1-3)/末次由紀

「競技かるた」を題材にした……なんだろう、スポ根マンガ?盗作騒動で一時は引退必至と思われていた末次由紀ですが、これで完全に復活したといっていいでしょう。ちはやふる 3 (3) (Be・Loveコミックス)末次 由紀講談社 2008-12-12売り上げランキング : おすすめ平均 熱い!文科系のスポ根じーん…Amazonで詳しく見る by G-Tools奇をてらわない、潔いくらいに直球勝負のストーリー。読んでいて元気になれるタイプのマンガです。泣...

淋しい狩人/宮部みゆき

古書店(というより古本屋ですね)を営む祖父と孫が主人公の短編連作。再読。設定が設定ですので、本にまつわる謎がエピソードの中心になっています。淋しい狩人 (新潮文庫)宮部 みゆき新潮社 1997-01売り上げランキング : 84928おすすめ平均 大人は子供に頼ってはいけない縦糸と横糸の織りなす不思議な味わいの作品感情移入できるかどうかAmazonで詳しく見る by G-Tools初読のときも思ったんですが、全体的になんかガタ付いてい...

朝霧/北村薫

〈円紫と私〉シリーズ第5作。再読です。前作『六の宮の姫君』はやや…では済まない、かなり異色の作品でしたが、今回は原点帰りの連作短編集です。朝霧 (創元推理文庫)北村 薫東京創元社 2004-04-09売り上げランキング : 57420おすすめ平均 もっと続いてほしい!大人になった『私』落語と和歌Amazonで詳しく見る by G-Toolsシリーズならではの安心感も手伝って、特に大きな不満はないものの、初期の作品と比べると何枚か落ちるの...

罪深き者に罰を/日本推理作家協会・編

ミステリー傑作選42。年鑑2000年版を文庫化する際、2分冊したうちの一方です。罪深き者に罰を―ミステリー傑作選〈42〉 (講談社文庫)日本推理作家協会 講談社 2002-11-15売り上げランキング : 532797Amazonで詳しく見る by G-Tools『暗室』真保裕一  ☆☆☆☆ 収録作中では最も重厚感があります。リーダビリティも高い。『動機』横山秀夫  ☆☆☆☆ 再(々…)読。何度読んでもいいですね。巧い、のひとこと。本書の白眉です。『返す女...

2008年読了本ベスト10

昨年面白かった本のベスト10です。読了本全105タイトルから選びました。単純に今年面白かった本を挙げていくと、今年はディーヴァーのライムシリーズと石田衣良のIWGPシリーズでベスト10が完全に埋まってしまうという恐るべき事態が発生するので、ここはポリシーに反しますが一作家一作品でいくことにします。1「魔術師」 ジェフリー・ディーヴァー2「Gボーイズ冬戦争」 石田衣良3「聖女の救済」 東野圭吾4「2005年のロケッ...

図書室の海/恩田陸

全10作品を収録した短掌編集。図書室の海 (新潮文庫)恩田 陸新潮社 2005-06売り上げランキング : 75840おすすめ平均 "本編"あってこその1冊?「余韻」を楽しめない私が悪いのか?スパイスが効いているAmazonで詳しく見る by G-Tools恩田陸の積極的ファン向き。そういう読者にはボーナストラック的な嬉しさのある短編がいくつか収録されています。半面、その手の作品はニュートラルな読者には中途半端な印象を覚えるかも。本編を読...

覆面作家の夢の家/北村薫

完結編です。シリーズ全3冊を一気の再読。覆面作家の夢の家 (角川文庫)北村 薫角川書店 1999-10売り上げランキング : 160557おすすめ平均 ちょっと期待はずれ・・・独自の世界観を持った推理小説覆面作家の夢の家はどこにあったのかAmazonで詳しく見る by G-Tools●初読時の覚書(97/4/5読了)やはり表題作が抜けている感じである。二人の今後が気になるが、これでおしまいってことなら、それでもいいなと思った。↑上からもの言って...

覆面作家の愛の歌/北村薫

歌って踊れる編集者・静さんが登場するシリーズ第2作。私的2009年初読み本。千秋さんもワープロを使い始めたようですが、文庫版カバーイラストは原稿用紙に手書きしてます。覆面作家の愛の歌 (角川文庫)北村 薫角川書店 1998-05売り上げランキング : 240430おすすめ平均 謎解きの面白さだけではない♪皆さん、もっとこのシリーズにご注目を!!!(その2)キャラクターの魅力よりも謎に重点Amazonで詳しく見る by G-Tools●初読時...

覆面作家は二人いる/北村薫

シリーズ第1作。12年弱ぶりの再読です。コミック版も何度か読み返しているので、あまり久しぶりという感じもしないかな。覆面作家は二人いる (角川文庫)北村 薫角川書店 1997-11売り上げランキング : 74874おすすめ平均 魅力的なキャラクター 新妻千明千秋と良介の名コンビ♪皆さん、もっとこのシリーズにご注目を!!!Amazonで詳しく見る by G-Tools●初読時の覚書(97/4/4読了)先にコミック版を読んでいたので、多少とまどった...

ADAMAS(1)/皆川亮二

皆川亮二のピン作品。「イブニング」連載。ADAMASはダイヤモンドの語源で、作中セリフにも出てきますが「征服できない」という意味だそうです。ADAMAS 1 (1) (イブニングKC)皆川 亮二講談社 2008-04-23売り上げランキング : おすすめ平均 ARMSに似ているっていうか話が宝石使いか猛獣使いかの違いだけ石好きの人は楽しめる作品。ダイヤモンドカイザーナックルAmazonで詳しく見る by G-Tools1巻を読んでみたんですが、評価に困り...

真相/横山秀夫

横山作品はほとんど読んでおり、これもすっかり読んだ気になっていたのですが……未読でした。真相 (双葉文庫)横山 秀夫双葉社 2006-10売り上げランキング : 23878おすすめ平均 警察ものでない短編集かなり重いです隱れてゐる「眞實」Amazonで詳しく見る by G-Tools『真相』  後味がいいんだか悪いんだか解らない話。表題作に相応しく完成度が高いです。ドラマ化もされていて録画してあるのですが放置中。今回原作を読んで記憶に...

百舌の叫ぶ夜/逢坂剛

百舌シリーズ第1作。再読です。百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)逢坂 剛集英社 1990-07売り上げランキング : 51609おすすめ平均 バカヤロウなぐらいハードボイルドな奴らやめられませんでした。すごい…Amazonで詳しく見る by G-Tools●初読時の覚書(02/5/6読了)そろそろ逢坂剛を体験してみようかということで手に取った一冊。殺し屋百舌と、彼を追う人間たちが織りなすサスペンスフルな物語。丁寧に練り上げられたプロットは、巻おく...

推理日記 PART9-11/佐野洋

「小説推理」連載エッセイ(ミステリ論)の単行本。Part9~11を図書館でまとめて借りて読みました。推理日記〈PART9〉佐野 洋講談社 2001-01売り上げランキング : 1260404Amazonで詳しく見る by G-Tools講談社文庫に落ちたやつ、特にIIIまでは何度もくり返し読んだものです。でも、IVが面白くなくて、以降はまったく読まずにきました。なかなか文庫化しないことも手伝って。今回は佐野洋による横山秀夫評、乙一評なんかが読みたく...

ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎

各年間ベストで上位を争い、すべてで1位とはいかなかったものの、トータルでは08年(出版は'09年11月)のベスト・エンターテイメントといっていいでしょう。辞退していなければ、第139回直木賞の受賞作となっていた可能性大。ゴールデンスランバー伊坂 幸太郎新潮社 2007-11-29売り上げランキング : 515おすすめ平均 「イメージ」で物事を判断するという考え方を見事に利用したストーリーつまらない疑問をもってはいけないAmazonで...

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プロフィール

b.k.ノムラ

  • Author:b.k.ノムラ
  • 細々とライターやってます。そのかたわら、オンライン古書店・黒猫亭の番頭もやってます。
    ここのほかに、なんでもありのブログされど偽りの日々も運営中。

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