国名シリーズ第7作。おなじみの<読者への挑戦>がない、シリーズ中の異色作です。再読率の高いクイーンですが、本作に限ってはたぶん、読むのは二度目。シャム双生児の秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 3-17)エラリイ・クイーン 青田 勝 早川書房 1978-06売り上げランキング : 441798おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools山火事で退路を断たれ、命からがら逃げこんだ山頂の屋敷が舞台で、閉じこめられたクイーン親子が...
実際にあった北海道警の裏金事件をモチーフにした警察小説。最近、『笑う警官』と改題文庫化された。うたう警官佐々木 譲 角川春樹事務所 2004-12売り上げランキング : 178055おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Toolsこんなもん? というのが正直なところ。2時間ドラマや24時間ドラマなら演出で見せようもあるんだろうけど、文章だとご都合主義ばかりが目立って素直に物語に入り込めません。佐々木譲の長編を読むのはこれ...
いわゆるレーンものの第3作。元は国名シリーズとしてプロットが立てられたらしい(いうことは「最後の事件」が本来は「Z」だった!?)。ペーシェンスのお披露目にもう少し枚数が必要と考えられたのか、あるいは大人の事情があったのか……。いずれにしても、本作が「Z」を襲名したのは、このシリーズにとって、もちろん読者にとっても不幸だったと思います。Zの悲劇エラリー・クイーン 鮎川 信夫 東京創元社 1983-04売り上げラン...